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石井ゆかりははたして占い師なのかどうか

インタビューシリーズ第4回目。お相手は36歳ゲイ男性Tさん。

石井ゆかりはセクシュアルマイノリティを否定したり蔑視したりすることはない(と思う)が、だからといって誤解や偏見がないわけではない。それでもかのじょがいいなと思えるのは、自分の抱いていた偏見を偏見と認め、認識を修正する柔軟性を持っているから。

そして、実際のTさんがどんなかたかは知らないけれど、石井ゆかりの筆致からうかがえるTさんは、なにかに磨かれて磨かれて、とてもキラキラしているようにみえる。



星占い系コンテンツサイトのタイトルが「筋トレ」というのもどうかと思うが、じつはけっこう含蓄の深いネーミングかも、と関心したりする。サイトの愛読者にとっても、サイト管理者である石井ゆかり自身にとっても、このサイトにかかわることはなんらかのトレーニングなのかもしれない。

HSさんに言わせれば、石井ゆかりのやっていることは、「毎週毎週ドラマをつくって盛り上げているだけ。こんなの占いではない」とのこと。確かに、そのとおりかもしれない。近い将来に起こりうることを先回りして知らせるというよりも、起こるかどうかわからないけれど、「こんなふうになる気がします」という思わせぶりな提示だったりする。週末になると来週の「空模様」のほうが気になり、先週末に出された「予報」が、すでに経過しつつある今週において実現したかどうかはべつにどうでもよい気分になったりする。

石井ゆかりの「占い」が大いに注目を浴びるのは、HSさんの言うとおり、ひとびとのちょっと先の未来にドラマの可能性を示唆してあげているからだと思う。かのじょの「占い」を読むと、少なくともわたしは自分がドラマの主人公であり、かつ主人公を動かす劇作家、演出家のような感覚をおぼえる。自分の日々の暮らしにメタな視点を持ち込み、身辺のささいな変化にも敏感になる。人生の「当事者」であるだけでなく、距離を置いた「観察者」となり、当事者性を引き剥がす「分析者」にもなる。

昨年秋、石井ゆかりはインタビューシリーズの企画を立ち上げた。そのうちのひとつが冒頭にあげたリンク先。星占いは抜きで、ひとびとの話(半生)に耳を傾けるというもの。星占いをしない石井ゆかりなんてクリープを入れないコーヒーみたいなもの(古)かも、と一瞬思ったが、たぶん、石井ゆかりが用いる星占いだからこそわたしは心惹かれるんだよな。

占いそのものは道具/媒体でしかない。石井ゆかりのやっていることが占いかどうかわたしにはよくわからないが、かのじょが星占いというツールを用いてめぐらす思考の軌跡をたどるのが、わたしはけっこう好きだ。

そして、このインタビュー企画に関しては、媒体が「占い」から「ひと」にシフトした。石井ゆかりは「ひと」を媒介にして思考の波を起こしている。



劇作家・阿藤知恵さんの回もよかった。

石井ゆかりの書くものは、自分が考え動くための大きなヒントになる。ああ、オレもアレやんなきゃなという気になって、すぐに動きはじめてしまう。ある意味、「占い」よりすごい。

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コメント

ようこそいらっしゃいませ。
まさかご本人がお読みになるとは。。。

毎週毎週お世話になっておりますv
ありがとうございます。
なんと言ったらいいのかわからないんですけれども、
なんというか・・・ただ、
ありがとうございます!
と言いたい気持ちです。
ありがとうございます。

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